今日は娘と犬が東京のアパートに帰っていきました。
賑やかだった家がシーンとします。
駅に送った時、娘は必ず「行ってきます」と言います。
私に気を遣ってくれてありがたいです。
家のドアを開けると犬がワンワン吠えていたのに、今はシーンとしています。
この写真の猫はうちにずっといます。
犬は帰りました。
長男が15歳で寮に入った時、私は具合が悪くなりました。
寂しさの海に飲み込まれて溺れそうになりました。
でも下の子供が二人いたのでギリギリで意識を上げて育てました。
長女と次男は同時に家を出ました。
この時も具合が悪くなったのですが、すぐに立ち直りました。
この時はお大師さんに助けてもらったのです。
「お大師さんへの手紙」というものがあるのです。
自分の辛い気持ちを手紙に書いて高野山に送れば、お大師さんの御廟に封を開けて届けてくれるのです。
私はせっせと手紙を書いて送りました。
手紙を書くと、寂しさがふわっと溶けていくのです。
「お大師さんへの手紙」があるので、別れが怖くなくなりました。
何かあったら、お大師さんに手紙を書けばいいのです。
楽になりました…。
ありがたいです。