今日は今回のお遍路の旅の最後のお寺であり、最もきつい行程です。
第十二番 焼山寺ですが、別名「遍路転がし」と言われています。遍路転がしとは超難関という意味です。
88カ所のうち3つのお寺が遍路転がしなのですが、焼山寺はその一つです。
このブログを書いている今は下山して徳島行きのバスを待っているのですが、本当に超難関でした。
しかも昨日雨が降ったので、濡れていて3回転びました。
転ばないように山を歩くのはものすごくエネルギーを消耗します。
という事でほとんど写真が撮れませんでした。
まずやっと辿り着いた焼山寺です。
それから焼山寺の周りの紅葉です。
焼山寺の少し前の浄蓮庵に大きなお大師さんの像があったのですが、そのお大師さんを見たら泣いてしまいました。
しかも号泣してしまったのです。
冷静な私が、「なんで泣くん?どしたん?」とびっくりしていました。
しかし、泣いている私も私なのです。
苦しい山を登り切ってお大師さんがいたから泣いたのでしょうか?
本当に不思議な体験でした。
焼山寺をお参りして、下山している時、
「今日でもう終わりなんだ」と思うと寂しくなりました。
なんだかんだ言って「同行二人」をしっかり体験していたのでした。
お大師さんとあれこれ話して(独り言です)得たものは、
「いつも小さな幸せを感じて機嫌良く暮らす」でした。
次また会える日までにそれが日常になるようにするつもりです。
明日から、現実世界に戻るので、このブログも更新頻度が極端に下がると思いますが、ぼちぼちやっていきたいと思います。
読んでくださりありがとうございました。