仏教と占星術

仏教、占星術、アロマ、その他いろいろ私の好きなこと。

女一人お遍路_お大師さんに助けられて①

お大師さんとの同行二人だからこそお大師さんが助けてくれた事が3つありました。
一つ目は、切幡寺から藤井寺までの道中でのこと。
この時期はコスモス畑があちこちにあってとてもきれいでした。

吉野川の少し前にJAがあって、その裏のコスモス畑で写真を撮っていました。
ふと気が付くと私を撮っている男性がいます。
その人は「こっちを向いて」とか色々注文を付けてきて、その上「この先の潜水橋に車で行って待っているからそこでも撮影させて」と言ってきました。
私は嫌な感じがして、断りました。
その後、男性は去り、私は藤井寺の納経時間の17時に間に合わないかもしれないので急いで出発しようと思いました。
しかし、なんだかトイレに行きたくなり、JAに行きトイレをお借りしました。
その後も、なぜかJAの前をうろうろして30分ほどロスしてしまいました。
潜水橋は長い橋が1本ではなく、短い橋が1本あってその後中州に畑があり、また1本出てくるという橋です。
1本目の潜水橋を渡った後、まだ藤井寺には間に合いそうでしたが、「もうタクシーで行こう」と思いました。
私は、なんとか頑張って歩いていくつもりだったので、その心境の変化に自分でもびっくりしました。
中州のコスモス畑で親子連れが写真を撮っている人たちの中で、タクシーを呼び10分待ってタクシーがやってきました。
タクシーに乗って、もう1本の潜水橋を渡るとき、例の男性の車が見えました。
もしかして見間違えかもしれませんが、もしそうならばそこで鉢合わせしていたことになります。
その男性が悪い人ではないとは思いますが、おそらく私は不快になってその後の歩きがおろそかになっていたと思います。

この間の私の行動は、頭で考えていたことと全く違い、私は歩き通したかったのに結局タクシーを呼びました。
お大師さんが、うまく導いてくれたのだと思っています。

後の2つは次回書きます。