仏教と占星術

仏教、占星術、アロマ、その他いろいろ私の好きなこと。

女一人お遍路_山で転ぶ事に関して(その2)

筑波山神社の神様は久々に登ってきた私を歓迎してくれているように感じていました。

その理由は、その時期、子供達の事で大きな悩みを抱えていて、悩みを話しながら登ったらスッキリできたからです。

 

でも私の勘違いだったのでしょうか?

 

尾骶骨骨折から考えた事は、

①神様に拒否されている

②お遍路には行かない方がいい(少なくとも今年は)

③尾骶骨骨折は必要だった

④私の不注意

 

④は当たり前として、①と②だったら悲しいです。

ここは、③として、なぜ必要だったか考えてみました。

今回、予定変更を恐れて、雨が降っているのに決行しました。

これが、本番のお遍路中だったら尚更変更はしないでしょう。

宿を取っているし、1日ぽっかり空くのですから。

でも、今回の事で私は

「雨が降ったら焼山寺には登らない。」と決めました。

前日降って夕方止んで、そのまま朝まで止んでいたら決行します。

前日の夕方以降降っていたら止めるという事です。

このマイルールを決めたら気持ちが楽になりました。

宿や日程がもったいないと思わなくなったからです。

もしかしたら、筑波山の神様は、なんでも無理をする私に、セーブする勇気を身につけさせる為に痛い思いをさせたのでしょうか?

とにかくそう思う事にしました。

 

実際のお遍路での焼山寺登山では、前日の夕方まで降ってそれ以降止みました。

マイルール的には行けるので、決行しました。

濡れているところも多く、3回転びましたが軽症でした。

常に筑波山での尾骶骨骨折の事を思い出しながら、焼山寺の道を登り続けました。

焼山寺の道は私にとっては、雰囲気が怖い道だったので、全神経を尖らせて、般若心経を唱えながら、登り続けました。

 

山で転ぶ事はあると思います。

それ自体は当たり前の事で、赤ちゃんが転ぶ事と似ていると思います。

転ぶ事は悪い事でなく、神様や仏様に嫌われているのでもありません。

 

しかし、それが骨折、あるいはそれ以上の事故となると、話が違ってくると思います。

 

山のベテランの人には何言ってるの?と笑われてしまうかもですが、

「山に入る事は、身体を鍛える事はもちろんだが、感覚も研ぎ澄まさなければならない」

初心者の私はそのように実感した出来事でした。

焼山寺に至る山道