仏教と占星術

仏教、占星術、アロマ、その他いろいろ私の好きなこと。

女一人お遍路_山の雰囲気

私がこれまで登った山は、筑波山、宝篋山、御岩山です。
お遍路に行くことを決意してから、6㎏の荷物を背負って筑波山には何回か登りました。
筑波山には筑波山神社があり、宝篋山には宝篋印塔があり、御岩山には御岩山神社があります。
登山客が多く休日は駐車場に車が止められません。
神様や仏様のお山であると体感でき、木々で光が届かないところでも怖い感覚は皆無です。
山はこんな感じであると思っていました。
ところが・・・。
今回お遍路で焼山寺に行くためにお山を登りました。
遍路ころがしと呼ばれるきついルートでした。
きついルートは覚悟していたので想像通りでしたが、予想外のことがありました。
それは、山の雰囲気です。
焼山寺に至る山なのですから、仏様のお山だと思っていました。
しかし、この山は何か怖い感じがするのです。
気を抜くと身の危険が襲ってくるような感じがしました。
といっても私の感覚ですから、まったく見当違いかもしれません。
「私の感覚なので違うかもしれません」ということを前置きしておいて・・・。
焼山寺の山は怖かったです。
お大師さんがそばにいてくださるという感覚があるので、何とか前に進めますがその感覚がなければ登るのは無理だったかもしれません。
これまで、人が全くいない山に登ったことがなかったので、怖かっただけかもしれません。
そうかもしれませんが、でもなぜか苦しいものが存在している感じがしました。
ですので、般若心経と唱えたり、不動明王真言を唱えたりしながら登りました。
しかし、焼山寺の参道にたどり着いた瞬間に、苦しいものは消え、清らかな空気に包まれました。
あれは、何だったのでしょうか?
前日が雨で、当日も曇りだったので雰囲気が暗かっただけでしょうか?
しかし、そのような状況でこれまでに筑波山には登っていますが、苦しいものが存在している感覚はありませんでした。
本当に私だけの感覚ですが・・・、
焼山寺への山は、「遍路ころがし」というだけでは語れない、修験道のような山でした。私にとっては・・・。

筑波山。とても気持ちい。