仏教と占星術

仏教、占星術、アロマ、その他いろいろ私の好きなこと。

花園神社(その2)

昨日の続きです。

花園神社と摂社全てをお参りして、御朱印をもらいに行きました。
宮司さんが気さくな人で、この神社は日吉神社系である事、徳川幕府と繋がりが深かった事を教えてくれました。
それから、ハイキングコースがあって山に登る事ができると教えてくれました。

私は登山服、登山靴を履いていました。
特に何も考えず、山の中の神社の時は登山スタイルで参拝します。
今日も登山の予定はなかったですが、登山スタイルでした。

という事で、山に登ってみる事にしました。
かなり暑いので、無理をせず途中で引き返す事にしました。

上り始めて少しすると、渓流に沿って登る感じになりました。
所々に滝がありました。

私は神様がいる山に登る時は、ずっと独り言を言っています。
まず、祝詞
次に、自己紹介を詳しく。
次に、家族のことを詳しく。
次に、これまでどんな人生だったか。
次に、今何を考えているか? 悩みがあればそれも。
以上の事を聞こえないような小さな声でずっと喋っています。

途中、この先を行くのが怖い、という鳥居がありました。
子供がくぐるようなサイズで、くぐっていくと帰れない感じがして躊躇しました。

神様に、
「この先進んでも大丈夫でしょうか?」
と聞いてみました。
何か感じるものはないか、集中しました。
ふっと安心な感じがしたのでそのまま進みました。

また独り言を再開しました。
ちょうど、今ぼんやりと不安になっている事を話していると大きな滝がありました。

「七ツ滝」
と書いていました。
さっき宮司さんが、七ツ滝は黄泉の国と繋がっているとおっしゃっていました。

黄泉の国と繋がっているのなら、死んだばあちゃんに会いたいと思い、呼びかけました。
その時!
ふっと今抱えているぼんやりした悩みはどうでも良くなりました。
なぜなら、そんなに長くは生きられない感じがしたのです。
先の事を悩んでいる暇はない!
とっさにそう理解しました。

「ばあちゃん、ありがとう」
と言って先に進もうとしましたが、なぜか進めません。
もうそれ以上行かない方がいい感じがしました。

奥の院まで300メートル」
と書いてあったので、登り切りたかったのですが、辞めました。
ばあちゃんが、
「もう帰らんかい」
と言っている感じが強くするので、下山する事にしました。

花園神社の登拝で不思議な体験をしました。
山の神様のお計らいだと思います。

帰りに、「森のドイツ菓子ヴァルト」さんに寄りました。
ドイツから取り寄せたもみの木との事です。

何とさっきの宮司さんの奥さんのお店でした。
色々買いましたが、ブラウニーが絶品でした。

花園神社、不思議な体験でした。
楽しかったです。