歩き遍路の装備で最も重要なものは靴だと思います。
歩いていると、自然に自分の足に感謝し、労りの気持ちを持つようになります。
「私の足よ。今日も頑張ってくれたね。ありがとう。」
と風呂で言葉に出して言うようになってきます。
その足が少しでも痛くならないように、靴の購入には細心の注意を払わなければいけません。
しかし…。
私は選択を誤りました。
①私は靴は履き慣れたものがいいのだと思い込んでいました。
②登山にはクッションの効いたメリノウールの靴下がいいらしいと言う情報を得ました。
①も②も正解です。
しかし私は、普通の靴下で履き慣れたトレッキングシューズに、新たに購入したスマートウールの冬山用の分厚い靴下を履いた足を入れたのです。
もうパンパンです!
これはいかん!と思い、スマートウールの秋用の靴下を買い直しました。
それで、なんとか靴が履けたので、出発までの2ヶ月間、筑波山等で練習をしました。
ところが、出発の1週間前に足指が痛くなりました。
しかも爪が少し黒くなっています。
靴がキツすぎて足指が痛くなったのです。
焦りました!
どうしたらいいかわからなくなって、モンベルに相談に行きました。
モンベルの店員さんによると、
①こんなに直前で靴を買い替えるのはダメ。
②靴下を薄くするしかない。薄くする事で足裏の痛みが出るかもしれないが、この状態で行くよりはマシ。
との事でした。
モンベルのハイキング用靴下はスマートウールよりも薄く、靴のキツさはなくなりました。
これです↓
五本指ソックスも映っていますが、これは予備で持って行きました。
豆ができそうになったら履く予定でした。
実際には、焼山寺登山の前日に豆ができそうだったので、靴がキツくなるリスクはありますが履きました。
靴はキツくなりましたが、豆は出来ずに無事歩き終えました。
結論
靴と靴下はセットで購入しなければダメ。
長々と書いてすみません。