昨日は大学時代の数名で飲み会がありました。
私は、大腸癌肝転移の手術を3回しています。
それ以降、飲み会は参加していないので、15年ぶりになります。
アルコールを飲むか飲まないか迷いましたが、ビール1杯飲む事にしました。
私はビールの後はノンアルコール飲料にしたので全然酔いませんでした。
そして、酔っている友人達を見ていました。
人は面白いですね。
自分の喋りたい事を一生懸命に喋るのです。
飲み会の席なので、声がだんだん大きくなっていきます。
自分の喋りたい事を大きな声で一生懸命喋るのです。
その喋っている人に被さるように違う人が喋ります。
そしてその話が終わってないのにまた違う人が喋ります。
うるさいお喋りをずっと聴いていましたが、心に残ったフレーズがありました。
それはこんな話でした。
「俺はどうでもいい事の為に一生懸命働いた。
必要な事は、家族の飯と住むところだけなのに。
俺の働いた金は、ほとんどそれ以外に消えた。
今になってわかった。
人はどうでもいい事の為に生きているんだよ」
昨日来ていた人達は社会的地位の高い人ばかりでした。
彼らの本音はそんなところにあるのかと思うと意外でした。
ビール1杯でしたが、帰って具合が悪くなりました。
酒に強い私でしたが、すっかり変わってしまったのだと実感しました。
