怒涛の主任者講習から1週間開けて、普通の日々が戻ってきました。
先週の忙しい日々が名残惜しい感じです。
講習の5日間は休む時間がありませんでした。
昼食も食べながらレポートを書いていました。
トイレに行く時だけ気が少し抜けました。
夜も19:00まで実習をして、その後もホテルに戻ってレポートを書きした。
このような生活をしていると、夕食だけが唯一の楽しみになります。
「夕飯何食べようかな？」
この思考が、忙しい最中に一瞬入ってきます。
この一瞬の思考が幸せです。
すぐに、今やっている事に意識は向くのですが、一瞬だけ自由な感覚になります。
考えてみたら私は絶食の時期が度々ありました。
大腸癌ですから、何かやるたびに絶食です。
一番長かったのは7ヶ月です。
この間、エンシュアリキッドとアミノレバンだけで生きていました。
しかも普通に仕事に行って家事もしていました。
なので、食べない事には慣れています。
その時の1日の楽しみは、朝の1杯のコーヒーでした。
手術後、ICUにいる時は地獄でした。
しかし、そんな1日の楽しみは5分間の歩行練習と歯磨きでした。
歯磨きは寝ながら口にブラシが入る事で軽い衝撃がありました。
その後、病棟に戻って水を飲んだ時は感動でした。
話が逸れました。
人は何かを口に入れて、気分転換するのだと思います。
美味しいものが、口に入って、味わう。
この行程は至福です。
そして、この行程が行える事は幸福であり、それ以外の事は二の次だと思います。
超忙しかった実習を思い出し、そんな事を考えました。
そういえば実習4日目の帰り、焼売とビールの店に一人で入りました。
そのようなお店に一人で入るのは初めてです。
明日は試験でしたが、ホテルで勉強しながらコンビニ食に飽きてしまったので。
そこの生ビールが絶品でした。
駒込の野田焼売店です。
https://nodashumaiten.com/
もう行く事はないと思うと寂しいです。
